【根管治療】ズキズキ痛い!歯の根っこの痛みについて
今回は、根管治療に関わる歯の根っこの痛みについて解説します。
痛みの種類は大きく「治療前の慢性痛」「治療前の急性痛」「根管治療後の急性痛」に分類されます。
治療前の慢性痛について
症状
下記のような症状があるっと慢性痛の可能性があります。
・すごく痛くはないがなんだか鈍い痛みがある。
・体調が悪くなると痛みだす。
・病気は治ってるはずだが持続的に鈍い痛みがある。
などなど。
原因
細菌感染により、体調不良などで免疫力が低下している事で普段感じない痛みが出ることがあります。
対処法
・しんどいようならまず鎮痛剤を飲みましょう。
・早めに歯科医院を受診しましょう。
・咬合痛がひどいようなら場合によっては噛み合わせの調整を行います。
※ただし、根っこの病気がないなら容易に咬合調整はNG。(その歯が被せ物などであればまだOK)
↓
診断により、「根管治療」か「力のコントロール」か、「その両方」かの治療を受ける必要があります。
治療前の急性痛について
症状
・ズキズキと何もしてなくても痛い
・脈をうつように痛い
・夜になると特に痛い
・痛み止めの薬が効かない
などなど。
原因
・歯の神経が感染し神経が壊死し、根っこの先に生みをためている可能性があります。
・内外からの刺激により圧力が上がり痛みが生じている可能性があります。
・数時間〜数日続き慢性期に移行します。ここで一旦痛みが収まるので治ったと勘違いしがちですので、注意しましょう。
・歯髄が壊死していなくても何らかの原因により歯髄に炎症(歯髄炎)がおき同様の症状が出ることもあります。
対処法
・患部を冷やす
・鎮痛剤をのむ
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すでに深刻な症状なので一刻も早く歯医者にいって応急処置を!
根管治療後の急性痛について
症状
根管治療をした後にズキズキ傷んだり、腫れたりする、ズキズキがつづく、腫れが大きくでる
などなど。
原因
根管内の感染源が取り除かれると、歯茎や骨の中に残っている膿を排出しようと免疫反応が活発になるため起こることがあります。
もしくは、根管から感染源が押し出され痛みを生じ、急性転換することもあります。
対処法
処方された痛み止めを飲み、アルコールはひかえ安静にしましょう。
痛み止めは痛みがひどくなる前にのみましょう。
それでも治らない場合には歯科医院に連絡しましょう。
根管治療専門サイト
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