今回はインプラント手術の実際の手順をご説明します。
本症例は必要な骨がない場合です。
では見ていきましょう。

治療前

依頼内容：歯がぐらぐらする。長い歯の見た目が悪いのでなんとかしたい

・①の歯は根が折れていて骨もなくなっている状態
・②③は歯がなく④につなげてブリッジタイプで治療している状態
・くっついているところが④にしかなくグラグラの状態

治療計画

保存不可能な①を抜歯し、インプラントにて対応することに。

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抜歯を行い、環境を整えた状態です。
ここで重要なのは手術をする前に歯茎の状態を良くしておくことです。
歯茎の状態が良くないと術後に影響を及ぼします。

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ここで注目すべき点は抜歯した所が陥没していることです。
歯茎の下にある骨が大幅になくなっていることが予測されます。
骨がないとインプラントを入れることができません。
ではどのように解決していくかみていきましょう。

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治療中

歯茎を切開し、骨を露出した状態です。
予想通り抜歯をした所の骨が凹んでいる状態です。

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インプラントの入るお部屋を造り緑の線まで骨が足りないので、ここで人工骨を使用し骨を造る計画を立てます。

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インプラントを入れた状態です。
ここから足りない骨を人工骨で補っていきます。

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矢印の白いものが人工骨となります。
これを丁寧に盛っていきます。

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盛り終えましたらメンブレンという人工の膜で崩れないように保護していきます。

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治療後

最後は丁寧に縫って終了となります。
ここから数ヶ月骨がしっかりとできるまで待機します。

治療回数

1回

治療期間

1日

リスク

一時的に痛みや腫れを伴う事があります。

治療費用

インプラント１次手術：198,000円（税込）/１本
骨造成：110,000〜275,000円（税込）

心斎橋E-Style歯科クリニック

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